魅惑の黄色


カレーの話をします。突然何言ってんだこのばかとか思わないでください。石も投げないでください。
落ち着いたところで話そうと思います。

そう、実はあまぎさんは何を隠そうカレーが大好きです。あ、舌打ちはやめてください。
理由はというと、はてなんでだろうと首をひねってしまうんですが、とにかく好きなんです。
しいていうならカレーの魅力が多すぎるというところでしょうか。書いてて自分で石を投げたくなってきましたが、がんばって続けます。

カレーの魅力、まずは様々な食物の織り成すハーモニーが1番に来るはずです。

定番のビーフカレーならば、牛肉、じゃがいも、にんじん、たまねぎなどがオーソドックスでしょうか。
この牛肉が、バラであったりフィレであったりとここでも多種多様な可能性を秘めています。ヒレと書かないあたりがあまぎさんの品の高さが伺えるところです。

野菜もバラエティに富みます。季節柄、地域柄で様々な野菜をいれます。北海道ならコーン、沖縄ならゴーヤといったところでしょうか。

このような高い食の可能性を持つカレーが大好きなんです。

そう、あれは大学時代。暑い夏の日。カレーをどか食いしたくなったあまぎさんは材料を買い込み意気揚々とカレーを作り始めました。レッツクッキング。
牛肉が高いという理由で、ぶーちゃんを購入。いわゆる豚カレー。ポークカレーともいいます。揚げないのでカツカレーではないです。
肉を炒めて皿にあげて置きます。次にジャガイモ、にんじんをゆでます。やわらかくなったらたまねぎと肉をなべにぶちこんで煮込みます。

ひたすら煮込みます。ここで、おなかが空いたので、ファミマで買った「スウィートポテトバウム」を貪ります。うまい。スイートといわないあたり、あまぎさんの品の高さを垣間見ることができます。
あ、宅急便だ。はーい。へっへっへ。ついに届いたか。あとで、じっくりと・・・。おっと、カレーカレー。

だいぶん煮えて、ほのかに甘い香りがします。たまねぎをいれすぎたのかな?まぁいい。とりあえず、ルーだ。トゥギャザーしようぜ!
さらに煮込みます。ぽこぽこと気泡が魔女の壷っぽくでています。仕方なく「ひぇっひぇっひぇ」と笑ってみるものの、当時一人暮らしのあまぎさんは自分の行動に軽く赤面してしまいます。
さて、そろそろ頃合です。甘いにおいが消えないのは気のせいでしょう。炊きたてごはんを皿に盛って、カレーをよそいます。

ディナーの完成です。福神漬けも忘れません。今わかったのですが、「ふくじんづけ」では変換されますが、「ふくしんづけ」では「腹心付け」になってしまいました。
軽く、27年間が否定された気分です。

じゃなくて、カレーです。ではレッツイーティング。
うん、なんていうか甘い。なんだろう。ぱさつく甘さ。あと、なんかさつまいもっぽい風味。入れた記憶もないのに。
中辛になれたのかな?しょうがない。これからは大人の「辛口」かー。なんて思いながら、大好きなジャガイモをスプーンですくってお口へ。

じゃがいものくせにやわい。煮えすぎとかそういう問題じゃない。歯ごたえがなさ過ぎる。なんだこれ?

バウムクーヘン?

入れた記憶もないのにカレーにバウムクーヘンが入ってました。いつ入れたんだろう。世の中不思議なことがあるものです。
まぁ、味は人の好みによりますからこれが食べれるか食べれないかはその人しだいです。
試したい人は、やってみればいいでしょう。あまぎさんは止めません。
バウムカレーは商標登録されてませんので、売りたい方はご自由にどうぞ。

つまり、カレーには何入れてもいいってことを言いたかったんです。
みなさんもどんどんいろいろなものを入れてくださいね!
以上、あまぎさんがお送りしました。


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